先週まではお天気が心配されていましたが、好天に恵まれ、本日宮前区役所危機管理担当・宮前消防署・宮前消防団のご協力のもと、2024年度有馬町会防災訓練が実施されました。
有馬町会では今年度「防災ハンドブック」を作成し、安否確認タオル・安否確認ドアノブカードとともに各ご家庭へ配布中です。
「ハンドブック」にも記載してありますが、有馬町会の防災合言葉は『備え・訓練・自助・近助』です。
今年度の訓練は、煙体験・水消火器訓練・スケッドストレッチャー訓練・消火栓放水訓練・災害時ポリ袋調理実演の5項目でした。
① 煙体験
ハンカチやタオルで鼻・口を覆って、姿勢を低くして煙から脱出。
② 水消火器訓練
実際に火事が起きているときには「火事だ!誰か119番(消防)に電話してください!」と大声で叫び助けを求めましょう。
消火器の扱いの手順は次の通りです。
ピンを抜き、ホースを外して火元に向け、レバーを握ります。
③スケッドストレッチャー訓練
けが人や病人をマンションなどの階段や道路を運ぶときに滑らせて使います。
強度があり、硬いので段差や足場の不安定な場所では布製の担架より安全に運ぶことが出来ます。
町会では2台所有。
④ 消火栓放水訓練
消火器では対応できない規模の火災では消火栓の蓋を開ける操作棒、ホース、放水口のキットを使用し消化します。
⑤ 災害時ポリ袋調理実演
災害時は、ガスや電気が使えない、使用できる水の量に制限がある可能性が高いです。
今日は「ハンドブック」にも掲載してある【ツナとお豆のトマトカレー】の作り方の実演を行いました。
食器を汚さず、保存のきく食材を使って簡単に作ることが出来ます。
何事も起きてからでは慌ててしまい、いざとなると出来ないものです。
日頃から訓練に参加する、実際に体験しておくことがとても大切です。
配布している「防災ハンドブック」を活用して話し合い、非常持ち出し品・備蓄品の見直し、連絡方法の確認、トイレ対策などを考えて災害に備えましょう!
本日の参加人数はおよそ160名でした。
皆さま、ご参加、ご協力ありがとうございました。