有馬・野川生涯学習支援施設(アリーノ) 3階の学習室にてAED体験会を開催しました。
区役所、消防署から心肺蘇生法練習用ボディをお借りして実施。
宮前区赤十字奉仕団 北野やす子先生ほかスタッフの皆様のご指導のもと、まずは座学。
「なぜ胸骨圧迫、AEDが必要なのか。」
街中で、勤務先で、家庭でといろいろな場面で人が倒れた時に「そばにいる誰か」がすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始し、AED(automated external defibrillator)=自動体外式除細動器を使うことで救える可能性は高まります。
日頃から訓練を行っていればいざという時に慌てず対処することができるのです。
デモンストレーションでまずは手順を頭に入れて
3グループに分かれてロールプレイング。
各所でアドバイスを受けながら順番にそれぞれの役割を体験しました。
要救助者の発見後、周囲の安全を確認してから意識の確認、応援を呼び119番通報をする人、AEDを探して持ってくる人に指示を出します。
呼吸の確認をして気道を確保
胸骨圧迫を開始(開始時間を確認)
AEDが到着したら電源を入れて準備し、この間も胸骨圧迫を続けます。
AEDの指示に従って手順を進め救急車の到着まで繰り返し続けます。
最後にもう一度手順の再確認。
ペースメーカー使用している場合、アクセサリーをしている場合の注意点。
汗をかいているときは汗をふき取るなどポイントになる点も確認。
胸骨圧迫のテンポやAEDを装着する際の交代の方法など、やってみないと分からないことがたくさんありました。
参加者の方から通常の防災訓練に取り入れてはいかがでしょうかとのご意見も頂戴しました。
次年度の防災訓練、講習会に活かしたいと思います。
総勢32名、ご参加ありがとうございました。
宮前区赤十字奉仕団の皆様、ご協力本当にありがとうございました!
※ 町内のAEDの設置場所については有馬町会防災マップに記載していますので今回参加されなかった方々も確認してみてください。