川崎市防災シンポジウムに参加しました

日付: 2020年 01月 17日(金)

1月15日から21日の「防災とボランティア週間」のうち1月17日は「防災とボランティアの日」。

市民の防災意識を高め、地域防災力の向上を図ることを目的として川崎市総合福祉センター(エポックなかはら)大ホールにて開催されました。

ジャーナリストであり和光大学名誉教授である竹信美恵子氏による基調講演「災害支援に女性の視点を」を主として「過去の災害から学び、女性の視点を取り入れた 強くしなやかなまちづくりに向けて」というテーマで取り組まれた自主防災組織リーダー等養成研修等の事例発表が行われました。

 事例発表「経験をつなぐ、避難所運営に女性の視点を」

ファシリテーター:防災士 上園 智美 氏

事例発表者:菊池みさ子 氏(ワーキング参加者、昭和町内会)

      吉村 陽子 氏(ワーキング参加者、パークシティ溝の口 共同防災管理協議会)

 

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震などの被災地の経験を次につなぐための知恵と防災・減災のアイディアが紹介され、一人一人の心がけと地域で取り組む意識の大切さをあらためて認識しました。一般論ではなく日々の生活、育児・介護に密に関わることが多い女性ならではの視点というのがとても身近で大切なことだと感じました。

様々な研修などを踏まえ、防災部では今年度の防災訓練において震災時の救助に関する実践的な訓練を取り入れることを検討しています。